創業200年の想い

創業200年 永田商店の“おもいとあゆみ”

 鹿児島県福山町にて創業 
(江戸末期/明治初期~:初代)

    永田商店のあゆみは、江戸時代末期からはじまります。 明治維新の足音が聞こえてくるなか、鹿児島県福山町から宮崎県都城市まで(約30km近くの距離)、お酢を届ける”行商”として創業しました。途中は、今でも「かめわり坂」と呼ばれる坂もあるほど、当時舗装もされていない荒れた道のり、 台車にのせたかめ壺を幾度も落とし割りながらも、懸命にお酢の量り売りに出かけていました。 そこには、創業者の「おいしく健康を届けたい」という想いがありました。 

 西鹿児島駅(現鹿児島中央駅)に移転し、総合販売代理店として展開
(戦前~戦後:二代目)

その後、時代の流れとともに賑わいを見せる県中心部の鹿児島市・西鹿児島駅(現鹿児島中央駅)に移転し、遠く福山町で精魂こめて作られた黒酢、米酢の販売を開始しました。 また多くのお得意先様からの期待に応え続けるなかで、お酢以外にも家庭の台所には欠かせない、みそ、醤油、塩なども取り扱うようにもなりました。

鹿児島市東谷山にて元祖『合わせ酢』誕生 
戦後~:三代目)

戦後、時代は右肩上がりの”高度成長”、大量生産・大量消費の流れにあっても、鹿児島市東谷山へ移り、代々続く変わらぬ想いを繋ぎ続けました。 そんな中、多くのお得意先様からの想いを受け、永田商店オリジナルレシピの『合わせ酢』が生まれたのです。『合わせ酢』誕生の裏には、代々変わらぬ思いを紡ぎ続ける福山町の醸造蔵の方々との深い絆、先代の、女将として主婦としての”感性”をもとに、独自の配合割合を研究し続けてきた長い道のりがありました。 この元祖『合わせ酢』こそが、現在の『黒酢こんぶ入り合わせ酢』の原点なのです。

『黒酢こんぶ入り合わせ酢』誕生 (現在:四代目)

  現在、鹿児島市東谷山にて、変わらずお酢の販売を続けています。 そして、”健康を創る”というコンセプトのもと「”伝統の味”と”健康”をより多くのひとに伝えたい」との思いを胸に試行錯誤を重ねる中で、ついに「昆布を”伝統の黒酢”に漬け込む」ことで、”最高の味”と”健康”を追求した『黒酢こんぶ入り合わせ酢』が誕生しました。 江戸末期より代々受け継がれてきたこだわりと変わらぬ想いのこもる黒酢が、多くの変わらぬお得意様の健康を”創り”続けているのです。